コーチングとカウンセリング

ストレス解消法には、「食べる」「お酒を飲む」「寝る」「音楽を聴く」「運動する」など様々あると思います。発散方法は個人によりますから、何が一番いいということではないですが、「会話する」ことでストレスが軽減される方は比較的多いのではないかと思います。もちろん友人や家族に話を聞いてもらって楽になることもあると思いますが、少し専門性の高い「コーチ」や「カウンセラー」と面談することで、気持ちが軽くなるということもあります。
さて、よく聞く「コーチング」「カウンセリング」という言葉ですが、どう違うのでしょうか?
どちらも「信頼関係構築力」「傾聴力」「質問力」といったコミュニケーションスキルを使いながら、「支援していく」ということは同じです。
 ただし、コーチングでコーチが大事にしなくてはいけないことは、「クライアント(=来談者、相談者)」に「考えてもらうこと」です。目標達成したいテーマに対し、クライアント自身で考え、答えを見つけ出し、気づきが得られるように、コーチは最適な質問を考え、投げかけます。
一方、カウンセリングでカウンセラーが大事にするのは、クライアントに「話してもらうこと」です。心の中に抱えている問題や悩みを言葉にできるよう傾聴し、頭の中や気持ちが整理できるように導いていくのです。
 コーチングは、目標や目的(こうなりたい、こうありたい、こう変わりたい)を明確にもち、それを達成したいと強く願う人にしか機能しませんし、どちらかといえば心が元気でポジティブな時でないと逆にストレスになってしまう可能性すらありますので、気を付けたいところです。

キャリアアドバイザー小田切郁子