【新機能】仕事のストレス判定図(2017/1/16)

無料のストレスチェックツール「ストレスチェッカー」は、2017年1月16日に、新機能『仕事のストレス判定図』をリリースしました。

新機能『仕事のストレス判定図』をリリース

『仕事のストレス判定図』とは、職場などの集団を対象に仕事上のストレス要因を把握して、どの程度従業員野健康に影響を与えているのかを判定するためのツールです。
「ストレスチェッカー」は、2017年1月16日に、この『仕事のストレス判定図』を新機能としてリリースしました。

『仕事のストレス判定図』は、厚生労働省が制度マニュアルで集団分析に使用することを推奨している機能で、これまで多くの企業様より実装要望をいただいていた機能でしたが、この度待望のリリースとなります。
既にストレスチェッカーをご利用いただいて実施が終了しているお客様も、判定図で改めて結果を振り返ることで、より詳しく組織のストレス傾向を把握し問題の洗い出し・対策・改善につなげることができますのでぜひご利用ください。

◆既存の『実施状況/結果集計』画面に新設された「仕事のストレス判定図」のリンクからご利用いただけます。
◆各集計集団(全体、男女、年齢、組織など)の健康リスク値の一覧表と、判定図(グラフ)を1つの画面で見ることができます。
◆判定図上に、すべての集計集団から最大10件まで同時にプロットすることができます。
◆印刷時は、見やすいレイアウトに調整されます。
◆既存の結果集計画面の集計一覧にも、判定図で使用する「健康リスク」値が表示されるようになりました。

(1)任意の集計集団の結果を10件まで同時表示可能
仕事のストレス判定図には、任意の集計集団の結果を10件まで同時に表示することができます。

(2)印刷時は見やすいレイアウトに調整
印刷時は不要な項目は表示されない仕様となっており、ひと目で結果を把握しやすいレイアウトになります。

(3)集計一覧にも判定図用のリスク値が掲載
集計一覧にも判定図用のリスク値が掲載されます(一番右の「健康リスク」の項目)

仕事のストレス判定図のポイント

『仕事のストレス判定図』は、厚生労働省で実施された「作業関連疾患の予防に関する研究」によって開発されたもので、ストレスチェックの結果から仕事上のストレス要因を評価し、従業員のストレス反応や健康リスクにどの程度影響を与えているかを判定するための方法です。

厚生労働省「ストレスチェック制度実施マニュアル」では、ストレスチェック後に集団分析を行い、職場環境の改善につなげるためのツールとして、この判定図の使用を推奨しています。
【参考】労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル(PDF) 84ページ
 
「仕事のストレス判定図」について下記の研究・開発元で詳しく解説されています。併せてご覧ください。をご参照ください。
「仕事のストレス判定図」マニュアル – 東京大学大学院医学系研究科 精神保健学分野

(1)職場改善につなげることができる

仕事のストレス判定図では、ある職場のストレスの大きさを、全国の労働者の平均と比較して判定することができます。さらに、ストレスの大小だけでなくそれに伴う健康リスクも知ることができますので、対策が必要か否か判断しやすく職場環境の改善につなげやすいというメリットがあります。

(2)他情報も考慮して総合的に判断する

仕事のストレス判定図は、男女別に用意されていますが、ストレスチェックでは性別の情報を調査しない場合もありますので、仕事のストレス判定図だけで対策の必要性などを判断するのではなく、他情報も加味して総合的に評価を行うことが大切です。

たとえば、女性のデータを男性の判定図に当てはめた場合には、仕事をコントロールすることによる健康リスク値について、男性より女性のデータの方が若干過大に評価されることがありますので、その点は注意が必要です。

ストレスチェッカーのご案内

ストレスチェッカーは、ストレスチェッカー デモ画面でご確認いただくことができます。
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