無料のストレスチェックツール「ストレスチェッカー」は、2017年6月20日に個人情報保護強化のため、従業員本人によるパスワード設定が必須となるシステムアップデートを実施しました。
目次
従業員本人によるパスワード設定が必須に(2017/6/20)
「ストレスチェッカー」は、2017年6月20日にシステムアップデートを実施しました。このシステムアップデートは個人上保護の強化を目的としたもので、従業員本人によるパスワード設定が必須となります。
従来は、メールアドレスを介して従業員本人にのみ、個別のURLとパスワードを通知する受検方法のみを提供していましたが、同日の『共通受検URL』機能のリリースに伴い、共通URLから社員番号による結果へのアクセスが可能となります。
従来は推測不可能な個別URLとパスワードで不正アクセスからの安全を担保していましたが、今後は継続的に利用可能な固定URLから従業員がログインしてストレスチェック結果等の情報にアクセスが可能となりますので、より強固に情報を保護するため従業員本人のみが知るパスワードを設定していただく形に仕様変更をいたしました。
URLから直接受検できていた従来の方法と比較すると、受検までのステップが増えますが、個人情報保護の観点から必要なステップとなりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
変更点
◆2017/6/20以降、従業員が受検や結果閲覧のためにアクセスした際にパスワードが未登録である場合はパスワード登録画面が表示され、パスワードを登録するまで先の画面に進めなくなりました。
◆パスワード設定後、メールアドレスが未登録の従業員にはメールアドレスの登録が促されます。(メールアドレスを所有していない場合もあるので、この登録は必須ではありません)
◆パスワード登録以降、従業員が過去の結果に再アクセスする際には登録したパスワードの入力を求められるようになります。
◆登録したパスワードを忘れた場合、メールアドレスが登録されている場合は従業員本人が再設定ができます。
メールアドレスが登録されていない場合は、従業員から管理者に紛失の旨を申し出ていただき、管理者により再設定の手続きを行っていただく必要があります。
◆管理画面の「従業員一覧」画面に、パスワードの登録状況が表示されるようになりました。
※パスワード設定済みかどうかがわかるだけで、パスワードはわかりません。
※再設定の手続きもこの画面から行うことができます。
注意点
◆共通受検URL機能を利用するか否かに関わらず、20176月20日以降は、従業員ご本人によるパスワード登録は必須となります。
◆パスワードはシステム内にハッシュ化(元に戻せない暗号化)されて保存されております。弊社が元のパスワードを知ることはできません。
◆メールで受検者に通知される個別の受検URLと結果閲覧パスワードは従来どおりご利用いただけますが、結果閲覧パスワードでは対応するURLの結果のみを閲覧することができます。
個人パスワードを入力すると、過去の履歴をすべて閲覧することができます。
ストレスチェッカーのご案内
労働安全衛生法改正で、ストレスチェックが50人以上の事業場に義務づけられました。
ストレスチェッカーは、このストレスチェックを無料でご利用いただけるサービスです。
(1)ストレスチェッカーは無料でご利用可能
ストレスチェッカーは、日本最大級のご利用実績をもつストレスチェックサービスです。1000人未満の企業さまには無料でご利用いただけます(1000人以上の会社は1人¥120)。現在官公庁、航空会社、病院、大学など3000社以上の企業さまに導入いただいております。
(2)ストレスチェッカーのオプション
ストレスチェッカーをご利用いただくお客さまには、さまざまなオプションをご用意しております。
医師面接指導やカウンセリングのほか、ストレスチェックデータに加え、業績評価や残業時間等のHRデータをクロス解析して職場環境改善の指針となるデータをご提供することも可能です。
法人向けストレスチェッカーへのお問合せ
法人向けストレスチェッカーは、官公庁、テレビ局、大学等に導入いただいている日本最大級のストレスチェックツールです。
社内の実施事務従事者にストレスチェックのシステムをご利用いただく『無料プラン』もございます。お気軽にお問い合わせください。