
セルフ・ハンディキャッピングとは、失敗したときの言い訳を先に作ることで、自分の評価や自尊心を守ろうとする行動です。一種の自己防衛ではありますが挑戦を避ける姿勢や責任回避につながりやすく、結果として個人の成長を止めてしまいます。さらに職場でこの行動が蔓延すると、組織全体で「本気を出さない」「踏み込まない」空気が広がり、パフォーマンス低下やマネジメント不全を招くリスクも高まります。
監修医師:近澤 徹
精神科医・日本医師会認定産業医
株式会社Medi Face代表取締役
目次
セルフ・ハンディキャッピングとは
セルフ・ハンディキャッピング(self-handicapping)とは、自尊心を守るために、結果が出る前からあえて不利な条件や言い訳を用意してしまう行動を指します。
たとえば、重要なプレゼン前に準備不足を強調したり、試験前日に別の用事に時間を使って「本気を出していない」状態をつくったりする行為が典型例です。失敗しても能力の問題ではないと説明できる一方、成功の可能性を自ら下げてしまう危うさがあります。
心理学では、セルフ・ハンディキャッピングには「獲得的セルフ・ハンディキャッピング」と「主張的セルフ・ハンディキャッピング」の2種類があるとされています。
- 獲得的セルフ・ハンディキャッピング
- 主張的セルフ・ハンディキャッピング
あえて準備を怠ったり、睡眠不足のまま仕事に臨んだりと、実際に不利な行動を取るタイプです。失敗しても「本気を出していなかった」と説明できる状況を自ら作ります。
行動は変えず「体調が悪かった」「時間がなかった」と言葉で予防線を張るタイプです。
獲得的セルフ・ハンディキャッピング
獲得的セルフ・ハンディキャッピングとは、失敗したときに自尊心が傷つかないよう、あらかじめ自分に不利な行動を取ってしまう心理的なクセを指します。本気で取り組まなければ結果が悪くても「能力の問題ではない」と自分自身に説明できるため、一時的には心を守る手段になります。
しかし、この行動が積み重なることで成果が安定せず、評価や信頼を下げる原因になりがちです本人にとっては防衛でも、周囲から見ると覚悟や当事者意識が欠けているように映るため、組織全体のパフォーマンス低下にもつながりかねません。
-
・重要なプレゼン前日にわざと夜更かしをする
・締切り直前まで資料作成に着手しない
・会議前に別案件を詰め込み「時間がなかった」状態を作る
・体調管理を怠ったまま大事な仕事に臨む
・準備不足を周囲に事前アピールしておく
主張的セルフ・ハンディキャッピング
主張的セルフ・ハンディキャッピングとは、実際の行動は変えず、言葉によって先に言い訳を用意する心理的な行動です。失敗したときに評価が下がらないよう、「本気を出せなかっただけ」「条件が悪かった」と周囲に印象づけることで自尊心を守ろうとします。
本人にとっては安全策に見えますが、この行動が常態化すると周囲からは責任回避や覚悟不足と受け取られやすく、信頼を少しずつ損ねていきます。
また、成功しても「本当の実力が評価されない」状態を自ら作るため、成長の実感を得にくくなる点も問題です。
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・商談前に「準備時間が足りなかった」と口にする
・会議の冒頭で「今日は頭が回らない」と予防線を張る
・成果発表前に「正直あまり自信がない」と強調する
・失敗が想定される場面で体調不良を理由にする
・挑戦前から「期待しないでほしい」と周囲に伝える
セルフ・ハンディキャッピングの心理
セルフ・ハンディキャッピングの根底にあるのは、失敗によって自尊心が傷つくことへの強い恐れです。人は全力で取り組んだ結果が思わしくなかった場合、「能力が低い」「価値がない」と評価される不安を抱きやすくなります。その痛みを避けるため、無意識のうちに言い訳や不利な状況を先回りして用意し、自分を守ろうとします。
最大の動機は自己防衛で本気を出していないから失敗しても仕方ない」という逃げ道を確保する行動ですが、一方ではもし準備不足や制約のある状況で成功すれば、「この条件でも結果を出せた」という強い快感を得られ、周囲からの評価も高まると期待します。さらに、「頑張るべきだ」という理想と「頑張りたくない」という本音のズレから生じる不快感を、障害を作ることで帳消しにする役割も果たします。
職場での典型的な行動パターン
職場におけるセルフ・ハンディキャッピングは、目立たない形で日常に紛れ込んでいます。
たとえば重要な会議や商談が控えているのに十分な準備をせず、「忙しかったから仕方ない」と後付けの理由を用意する行動があります。
また、本来は分担できる業務をあえて一人で抱え込み、結果が出なければ「量が多すぎた」と説明できる状況を作るケースも典型です。さらに「今回は条件が悪い」「時間が足りない」と事前に口にする予防的な言及や、睡眠不足や体調管理を軽視する姿勢も見られます。
いずれも失敗そのものより、自尊心が傷つくことを避けるための無意識の選択です。
準備をしない
職場におけるセルフ・ハンディキャッピングの代表例が、「準備をしない」という行動です。これは能力不足を隠すためではなく、失敗したときに自尊心が傷つくのを避けるため、あえて不十分な状態で業務に臨む心理的な防衛反応です。
たとえば重要な会議や提案の前にもかかわらず、資料や議題を十分に確認しないまま参加し、「今回は事前に目を通せていなかったので」と後から説明できる余地を残します。
ある営業部門では、新規提案の場で担当者が資料を読み込まずに臨み、質問に詰まった結果、案件を失いましたが、本人は「準備する時間がなかった」と語り、自身の実力とは切り離して受け止めていました。この行動は一時的には心を守りますが、同じパターンを繰り返すことで評価の低下や信頼の喪失につながります。本人の成長を止めるだけでなく、組織全体の成果にも静かなブレーキをかけてしまう点に注意が必要です。
過度な抱え込み
職場におけるセルフ・ハンディキャッピングの典型例の一つが、「過度な抱え込み」です。
重要なプレゼンや締め切りを控えたタイミングで、あえて別のタスクを詰め込み、徹夜や無理なスケジュールを自分に課す行動がこれに当たります。一見すると責任感が強く仕事熱心に見えますが、実際には「本気を出せない不利な状況」を自ら作り出して防衛しています。背景にあるのは、失敗したときに「忙しすぎて仕方なかった」と説明できる逃げ道を用意したい心理です。万が一成功すれば、「これだけ抱えてもやり切った」という評価が上乗せされますし、失敗しても能力そのものは否定されにくい、というわけです。
しかし、この行動は長期的には自滅的です。疲労や集中力の低下により本来の実力が発揮できず、結果として成果も信頼も損なわれていきます。本人が気づかないまま続けてしまう点に、セルフ・ハンディキャッピングの厄介さがあります。
予防的な言及
「予防的な言及」とは、失敗する前から言葉でハードルを下げ、結果に対する評価や責任を軽くしようとする行動を指します。
たとえば、プロジェクト募集の場面で「英語が苦手」「経験が浅い」と繰り返し強調し、参加や挑戦の機会そのものを避けるケースです。一見すると慎重な自己評価に見えますが、実際には失敗の可能性を消し去るための自己防衛でもあります。
また、「あまり詳しくなくて」「自信がないので期待しないでください」と能力不足を先に示す言い回しも典型です。
体調管理の怠慢
職場におけるセルフ・ハンディキャッピングには、重要な仕事を控えているにもかかわらず、あえて自分のコンディションを崩すような行動が見られることもあります。
たとえば、大切なプレゼン前日に「どうせ眠れないから」と資料作成を後回しにし、深夜まで動画を見て徹夜するケースです。当日、説明がうまくいかなくても「寝ていないから仕方ない」と自分にも周囲にも言い訳ができます。
実際に、ある営業担当者は大型案件の最終提案前夜に取引先との会食で深酒をして、翌日は顔色の悪いまま商談に臨みました。結果は失注でしたが、本人は「体調が最悪だった」と繰り返し、準備不足には触れませんでした。こうした行為は一時的に自尊心を守りますが、成果の再現性を下げ信頼や評価をじわじわと損なうリスクをはらんでいます。
職場におけるリスク
セルフ・ハンディキャッピングは、職場において静かにリスクを広げます。
まず本人は全力を出さないことが常態化してしまい、経験やスキルが積み上がらず成長が止まります。
言い訳や予防線が多い姿勢は周囲に伝わり、次第に信頼も低下します。その結果、本来の力を発揮できず成果は落ち、評価も不安定になります。さらに「どうせ本気を出さない」「失敗しても仕方ない」という空気が職場に広がると、挑戦を避ける人が増え、負の連鎖が発生します。
個人レベルの成長阻害
セルフ・ハンディキャッピングは、短期的には自尊心を守る便利な防衛策ですが、個人の成長という点では大きなブレーキになります。言い訳が用意されている状態では、「全力でやる必要」がなくなり、失敗から学ぶ機会を自ら手放してしまうからです。
ある若手社員は、重要なプレゼンの前に「準備不足かも」「体調が悪い」と周囲に伝えていました。結果が悪くても言い訳が立つ状態を作り安心していたのです。しかし全力で取り組まないため振り返りも浅く、何が課題だったのか学べませんでした。自尊心は守られても成長の機会を逃し、同じ失敗を繰り返す状況に陥っていました。
周囲からの信頼の低下
失敗のたびに「時間がなかった」「体調が悪かった」と理由を添える姿勢が続くと、本人は自尊心を守れても、周囲には「本気で取り組んでいない」「また同じことを言うだろう」という印象が残ります。
たとえば、ある中堅社員が重要な会議や締切りの前になると必ず「他案件が立て込んでいて」と前置きし、準備不足のまま臨むケースがありました。最初は同情的に受け止められていましたが、同じ言い回しが繰り返されるうちに、上司や同僚は期待値を下げ、重要な仕事を任せなくなっていきます。本人は「状況が悪いだけ」と考えていても、周囲では「言い訳が先に立つ人」という評価が定着してしまうのです。
パフォーマンスの低下
セルフ・ハンディキャッピングは、パフォーマンスそのものを確実に下げていきます。準備不足や体調不良といった不利な状況をあえて作ることで、「失敗しても仕方ない」という逃げ道は確保できますが、その代償として本来発揮できたはずの能力が封じられます。結果は偶然ではなく、必然的に悪化していきます。
実際に、ある企画担当者が大事なプレゼンの前になると徹夜を繰り返し、「寝不足で頭が回らなくて」と前置きする癖がありました。初期は本人も周囲も深刻に捉えていませんでしたが、資料の完成度は低く、質疑応答でも的確な返答ができず評価は下がっていきます。十分な準備と休息を取っていれば通った可能性のある企画でも、失敗が続くことで「実力不足」という烙印が押されてしまいました。
「負の連鎖」の発生
セルフ・ハンディキャッピングは、一度始まると「負の連鎖」を生みやすい点が大きなリスクです。失敗の責任を能力ではなく状況のせいにできるため、本人は強い挫折を感じずに済みます。しかしその分、振り返りや改善が行われず、同じ行動を繰り返します。提案の結果が振るわなくても本人は深く落ち込まず、「今回は条件が悪かった」と処理しますが、改善点を検討することはありません。
このような状態が続くと、「うまくいかない自分」を守るために行動を変えない姿勢が固定化されます。本人は実力を発揮できていないだけだと思い込みますが、現実には挑戦と修正を避け続けているため、成長が止まり、成果が出ない状態が常態化してしまうのです。
組織への波及(負の伝染)
セルフ・ハンディキャッピングは個人の問題に見えますが、放置すると組織全体に波及するリスクがあります。誰かが「忙しかった」「準備する時間がなかった」と言い訳を繰り返し、十分な成果を出さない状態が続くと、チーム全体のパフォーマンスは確実に低下します。全力を尽くさなくても許される空気が生まれ、失敗の原因を外部要因に求める姿勢が広がっていきます。
実際に、あるプロジェクトチームでは、一人のメンバーが常に予防線を張り続けたことで、「今回は仕方ない」という言い回しが周囲にも広がりました。まさに一つの腐ったリンゴが箱全体を傷めるように、努力を避ける姿勢が連鎖し、誰も責任を引き受けなくなっていったのです。
その結果、「この程度で十分」という低い基準が常態化し、目標達成へのコミットメントは弱まり、チーム内の信頼関係も徐々に損なわれました。
セルフ・ハンディキャッピングは、静かに組織を内側から劣化させる危険な行動だと言えます。
セルフ・ハンディキャッピング対策
セルフ・ハンディキャッピングへの対策は、個人任せにせず組織として取り組むことが重要です。まず、失敗や試行錯誤を過度に責めない心理的安全性を高め、言い訳をしなくても挑戦できる土壌を整えます。
あわせて、目標を細分化し小さな達成を積み重ねられる設計にすることで防衛的な行動を減らせます。
「結果だけが成功」という見方を改め、プロセスや学びも評価対象にする視点も欠かせません。さらに、ストレスチェックを活用して職場の負荷や傾向を可視化し、予防的に環境を整えることが有効です。
組織として心理的安全性を高める
セルフ・ハンディキャッピングは、「失敗したら評価が下がる」「無能だと思われたくない」という恐怖から生じる心理的な防衛反応です。これを抑えるためには、個人の姿勢を正すよりも、組織として心理的安全性を高めることが本筋になります。言い訳や防衛的な態度を責めるほど、人はますます予防線を張るようになるからです。
たとえば、あるIT企業では、失敗したプロジェクトの責任を個人に押し付ける文化が続いた結果、社員が挑戦を避け無難な提案しかしなくなりました。そこで方針を転換し、失敗を「学習材料」として扱う仕組みを導入しました。そして、プロジェクト終了後に事後振り返りを行い、うまくいかなかった点をチーム全体で共有するようにしたところ、次第に挑戦的な提案が増えていきました。
このような環境づくりでは、「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新しい試みを歓迎する姿勢」という4つの要素を意識することが重要です。失敗しても排除されない、助けを求めても評価が下がらないと感じられる職場こそが、防衛的な行動を減らし、本来の力を引き出します。
目標を細分化する
セルフ・ハンディキャッピング対策として、組織が目標を細分化することは非常に有効です。達成基準が曖昧で大きすぎる目標ほど、「失敗したら評価が下がる」という不安を招き、人は準備不足や多忙を理由に予防線を張りやすくなるからです。そこで目標をスモールステップに分解し、「今日はここまで」「今週はこれだけ」と具体化することで、行動のハードルを下げることができます。
たとえば、ある営業部門では「四半期で大型契約を取る」という目標だけが示され、若手社員が動けなくなっていました。そこで上司が「初週は情報収集」「次は仮提案作成」「3回目の面談設定」と段階的な目標に切り替えたところ、小さな達成感が積み重なり言い訳や先延ばしが減少しました。
目標が細かくなるほど「準備不足だった」という逃げ道は狭まり、日々の行動に集中せざるを得なくなります。成功体験の積み重ねは自己肯定感を高め、防衛的な態度を手放す土台になります。経営やマネジメントにおいては、成果だけでなく到達までのプロセスを設計する視点が、結果的に組織の実行力を底上げします。
「成功」の定義を変える
多くの職場では、成果や数字といった結果だけが成功とみなされがちですが、その評価軸こそが「失敗したら評価が下がる」「実力不足だと思われたくない」という恐怖を生み、事前の言い訳や準備不足といった防衛行動を招きます。
しかし、成功を「結果」ではなく「成長や学習のプロセス」に置き換えることで、行動の質は大きく変わります。
たとえば、あるIT企業では新規プロジェクトの失敗が続き、担当者が「今回は難易度が高すぎる」「時間が足りない」と予防線を張るようになっていました。そこで評価制度を見直し、成果の有無だけでなく試行錯誤の内容や次にどう改善したかを評価項目に追加しました。すると、失敗を隠す発言が減り、代わりに「この方法はうまくいかなかった」「次はこう試したい」という建設的な共有が増えました。
また、「失敗=恥」ではなく「失敗=データ」と位置づけることも重要です。ミスや失敗を報告した人が責められるのではなく、感謝される環境では、無理な自己防衛は不要になります。さらに、個人の成果だけでなくチームへの貢献や支援行動を評価することで、「自分一人で背負わなければならない」という心理的圧迫も軽減されます。
また、OKRsを柔軟に運用し、四半期ごとに目標を見直しながら、達成結果だけでなく挑戦の過程や学習内容を評価することで、失敗への過度な恐怖を和らげることができます。失敗が許容される環境では、「実力不足と思われたくない」という焦りから生じる逃避行動や言い訳が減り、挑戦そのものに向き合いやすくなります。小さな失敗を乗り越える経験は自己効力感を高め、最終的には言い訳探しに費やしていたエネルギーが、業務改善や生産性向上へと向かうようになります。
ストレスチェックの活用
セルフ・ハンディキャッピングは、自信の欠如や過度なプレッシャーによって生じる自己防衛行動であり、その背景には慢性的なストレスが存在しています。ストレスチェックは、この「本人も気づきにくいストレス」を可視化し、行動の背景を理解するための有効な手段です。
個人レベルでは、ストレスチェックを通じて心身の疲労や業務負荷の大きさを自覚することで、「失敗を恐れて予防線を張っている状態」に気づくきっかけになります。高ストレス者には医師面接を行い、完璧を求めすぎる思考や過剰な自己防衛傾向を整理し、業務の優先順位や働き方を見直す支援が可能です。
一方、集団分析を行えば、失敗が許されない評価風土や過度な業務量といった組織的な要因も把握できます。結果をもとに業務配分の調整、相談しやすい環境づくり、プロセスを評価する制度設計を進めることで、「言い訳を用意しなくても挑戦できる職場」へと改善できます。
ストレスチェックは、個人と組織の両面からセルフ・ハンディキャッピングを抑制する現実的な対策です。
ストレスチェッカーとは
「ストレスチェッカー」は、官公庁・上場企業・大学・医療機関などで利用されている国内最大級のストレスチェックツールです。
未受検者への自動リマインドや進捗確認、医師面接希望者の管理など、現場で必要な機能を標準搭載しているのはもちろん、2025年5月からは無料プランやWEB代行プランでも、体調不良や心理的負担による生産性低下「プレゼンティーイズム」の測定が可能です。
ストレスチェックは、これまで努力義務とされていた労働者数50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施が義務化されることとなりました。
ストレスチェックで傾向を把握し、面談や職場改善につなげれば、言い訳に頼らない挑戦しやすい環境づくりに役立ちます。
監修:精神科医・日本医師会認定産業医/近澤 徹
【監修医師】
精神科医・日本医師会認定産業医
株式会社Medi Face代表取締役・近澤 徹
オンライン診療システム「Mente Clinic」を自社で開発し、うつ病・メンタル不調の回復に貢献。法人向けのサービスでは産業医として健康経営に携わる。医師・経営者として、主に「Z世代」のメンタルケア・人的資本セミナーや企業講演の依頼も多数実施。
まとめ
ストレスチェックは、従業員のストレス状態を把握し、メンタルヘルス不調を未然に防ぐことを目的とした制度です。現在は従業員50人以上の事業場で義務化されていますが、今後は50人未満の企業にも対象が拡大される予定です。
セルフ・ハンディキャッピングは、失敗への恐怖や過度なプレッシャーによって生じる自己防衛行動です。ストレスチェックを活用することで、本人が気づきにくいストレスや不安を可視化し、行動の背景を理解できます。さらに集団分析により、失敗が許されない職場風土や業務過多といった組織要因も把握でき、個人任せにしない予防的な対策につなげることが可能です。
ストレスチェッカーは、官公庁・上場企業・医療機関などで採用されている国内最大級のストレスチェックツールです。自動リマインド、面接指導者管理、進捗確認機能を標準搭載し、2025年5月からは無料プランでも「プレゼンティーイズム(生産性低下)」の測定に対応しております。
導入方法や実施方法など、お気軽にお問合せください。
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