会社は、ストレスチェックを行った結果高ストレス者に選定されて面接指導を受ける必要があると医師ら実施者が認めた人に対して、従業員からの申出に応じて、医師による面接指導を実施します。
2016年5月9日、ストレスチェッカーはこの面接希望フォームの機能を強化しました。
目次
ストレスチェッカー面接希望フォームの強化
ストレスチェッカーは、2016年5月9日に『面接希望フォームの表示条件設定』機能を追加しました。
この機能が追加される前の旧バージョンでは、面接希望フォームは『結果が高ストレスの場合のみ』の固定条件で表示されていました。
しかしお客さまの個々の状況に合わせて自由に設定できるように、新たに『常に表示』と『使用しない』の表示条件が選択できるようになりました。
面接希望フォームの主な変更点
面接希望フォームに新機能を追加したことで、利用されるお客さまの事情に合わせて、面接希望フォームの利用有無、利用する場合の条件を細かく設定することができるようになりました。
選択可能な各条件は以下のとおりです。
(1)結果が高ストレスの場合のみ表示 (2)常に表示 (3)使用しない |
(1)結果が高ストレスの場合のみ表示
厚生労働省の定める制度では、高ストレス者のみ面接を実施すれば良いということではありません。したがって、高ストレス者以外への面接対応は個別に行ってください。
(2)常に表示
「常に表示」を選択すると全受検者の面接希望を取得することができますが、ストレスチェックの結果からは面接の必要がないと思われる受検者も、面接を希望してくる場合があります。その場合には、個別に対応してください。
(3)使用しない
面接希望フォームは表示されませんので、全受検者の結果確認後、面接が必要と思われる受検者に、個別で面接案内を送信してください。
ストレスチェッカー|その他の主なバージョンアップ
ストレスチェッカーでは、前述した面接希望フォーム以外にも、さまざまな機能を追加しバージョンアップを行っています。
高ストレス者への面接指導機能について
2016年2月21日にリリースした新バージョンでは、ストレスチェックの受検結果から実施者が面接の必要性を判断して、受検者に面接の案内を送信できるようになりました。この機能追加によって、対象者が面接指導を受けやすくなることが期待されます。
結果閲覧専用の管理者アカウント
経営者・管理職・産業医など向けに、実施結果の閲覧のみが可能なアカウントを作成する機能を追加し、それぞれの役割に応じたアクセス範囲を設定できるようにしました。この機能によって、さらに受検者の個人情報を正確かつ適切に管理できるようになり、データへの不正アクセス・漏洩などを防止することが担保されることになります。
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