不機嫌ハラスメントとは?具体例も紹介

不機嫌ハラスメントとは、怒鳴る、叱責するといった分かりやすい言動がなくても、態度や空気によって周囲に強いストレスを与える行為を指します。挨拶をしない、ため息や舌打ちを繰り返す、話しかけても無言で返すなど、一見すると「機嫌が悪いだけ」に見える行動です。言葉にしづらく指摘もしにくいため、受け手は我慢を重ねがちですが、こうした状態が続くと業務の停滞や人間関係の分断、メンタル不調につながることもあります。

監修医師:近澤 徹
精神科医・日本医師会認定産業医
株式会社Medi Face代表取締役

不機嫌ハラスメントとは

不機嫌ハラスメントとは、怒鳴ったり暴言を吐いたりしなくても、不機嫌な態度そのものが周囲に強いストレスを与える状態を指します。常に不機嫌そうな表情でいる、話しかけても反応しない、必要最低限のやり取りしかしないなど、コミュニケーションを拒む態度が典型例です。こうした振る舞いは「性格」や「癖」と片付けられがちですが、積み重なることで職場全体の負担となっていきます。

常に不機嫌そうな顔

常に不機嫌そうな顔でいることは、不機嫌ハラスメントの中でも特に分かりやすく職場でよく見られる行為です。しかめ面や仏頂面でデスクに座り、声をかけづらい空気を常にまとっているだけで、周囲は無意識に萎縮してしまいます。怒鳴るわけでも、露骨な暴言があるわけでもありませんが、「今話しかけたらまずいかもしれない」「機嫌を損ねたら面倒だ」という心理的な圧力がかかります。その結果、報告や相談が遅れたり、必要なコミュニケーションが避けられたりするようになります。
このタイプの不機嫌ハラスメントは、本人に自覚がないケースが多いですが、受け手にとっては立派なストレス要因になります。表情や雰囲気で相手をコントロールする行為は、モラルハラスメントの一種として問題視されることもあります。

音や態度による威圧

怒鳴ったり注意したりするわけではなく、物音や所作でイライラを示し、「自分は今不機嫌だ」と周囲に察せさせる「音や態度による威圧」も不機嫌ハラスメントの1つです。
具体的には、書類やファイルを机に叩きつけるように置いたり、ドアや引き出しを乱暴に閉めて大きな音を立てたりする行動が挙げられます。キーボードのエンターキーを必要以上に強く叩く、マウスを投げるように置くといった動作も典型例です。ほかにも、椅子を激しく引く、足音をわざと大きくして歩くなど、周囲に聞こえる音で不満を表現するケースは少なくありません。
こうした行為は本人にとっては「八つ当たり」や「無意識の癖」であっても、受け手にとっては明確な精神的負担になります。職場の空気を悪化させ報告や相談をためらわせる原因にもなり、結果的にチーム全体のパフォーマンスを下げることにつながります。

コミュニケーションを拒絶する

「コミュニケーションを拒絶する」タイプの不機嫌ハラスメントとは、朝の挨拶をしても目を合わせず無言、話しかけても返事をしないといった態度です。受け手は理由が分からないまま拒絶され、強い戸惑いや萎縮を感じることになります。
また、返答があっても「別に」「好きにすれば」といった冷たい言い方で突き放されたり、必要最小限の会話しかしなかったりといったケースもよく見られます。業務上のやり取りであっても感情を排除するのではなく、相手を遠ざけるような態度が前面に出ると、周囲は相談や確認をためらうようになります。その結果、小さな認識違いが放置されミスやトラブルにつながることも少なくありません。
報告や相談に対して、不機嫌そうな表情でうなずくだけ、露骨に嫌な顔をするといった反応も同様です。言葉にしなくても、態度ひとつで相手を黙らせ、コミュニケーションの流れを断ち切ってしまいます。

機嫌が良い時と悪い時の差が激しい

感情の起伏が大きく、昨日まで普通に会話していた相手が今日は理由も分からないまま無視してくるなどの態度の急変は、受け手に強い戸惑いと不安を与えます。「自分が何かしたのだろうか」と考え続けることで、必要以上に気を遣うようになるのです。
機嫌が良い時は優しく冗談も通じるのに、機嫌が悪くなると急に冷たくなり、声をかけづらい雰囲気になり、時として言葉が荒くなり態度が威圧的になることもあります。この落差が大きいほど、周囲はその日の機嫌に振り回され、「今日は大丈夫か」「今は話しかけない方がいいか」と常に様子をうかがうようになります。
その結果、本来はスムーズに進むはずの相談や確認が後回しにされ、業務効率が落ちることも少なくありません。感情に左右される対応が続くと、職場全体に緊張感が漂い、安心して働ける空気が失われていきます。

不機嫌ハラスメントのクチコミ・体験談

不機嫌ハラスメントは、決して特別な職場だけに起こるものではありません。むしろ、多くの人が「これ、うちにもある」と感じたことのある、ごく身近な問題です。怒鳴られたわけでも、露骨な嫌がらせを受けたわけでもないのに、誰かの不機嫌な態度に振り回され、仕事がやりづらくなる…。そんな経験をしたことがある人も少なくないでしょう。ここでは、実際の職場で起きた不機嫌ハラスメントの体験談をご紹介します。

挨拶を無視する

Yさん(32歳)
以前働いていた職場に、挨拶をまったく返さない上司がいました。朝「おはようございます」と声をかけても、こちらを見もせず無言のまま席に着くのです。機嫌が良い日は小さくうなずくこともありましたが、少しでも忙しそうな日は完全に無視されます。
挨拶が返ってこないだけで、想像以上に職場の空気は重くなります。業務の相談をしたい時も、声をかける前から緊張し、結局後回しにしてしまうことが増えました。すると「報告が遅い」と後から注意されることもあり、どこで判断を間違えたのか分からなくなります。直接怒鳴られるわけではありませんが、無視という態度そのものが強い圧力となり、周囲を萎縮させていました。

ため息や舌打ちを繰り返す

Tさん(28歳)
ことあるごとにため息や舌打ちをする先輩がいました。席の近くで「はぁ……」と大きく息を吐かれるだけで、何かまずいことをしたのではないかと胸がざわつきます。こちらが話しかける前から、キーボードを叩きながら舌打ちをされることもあり、用件を切り出す勇気が削られていきました。
その人のため息が増えると、フロア全体が静まり返り、周囲も自然と声を潜めるようになります。ミスを指摘されるわけでもないのに、常に監視されているような緊張感が続き、仕事に集中できなくなりました。ため息や舌打ちは些細な癖のようでいて、積み重なると職場全体にストレスを広げる行為だと感じます。

特定の人にだけ冷たい態度

Kさん(38歳)
特定の人にだけ明らかに冷たい態度を取る上司がいました。ある同僚に対してだけ挨拶を返さず、話しかけても目を合わせないのです。会議でもその人の発言だけ拾われず、指示は他の人経由で伝えられるという不自然な状況でした。本人に原因を聞いても心当たりはなく、「自分が何かしたのか」と悩み続けていました。
周囲も違和感には気づいていましたが、上司の機嫌を損ねたくなくて誰も踏み込めません。次第にその同僚は発言を控えるようになり、ミスを恐れて仕事の幅も狭まっていきました。評価も上がらず、居場所がないと感じた末に退職を選びました。

報告書を無言で突き返す

Sさん(48歳)
前の部署で、報告書を無言で突き返す上司がいました。内容に問題があるのかと思い、恐る恐る見直しても赤字やコメントは一切なし。ただ机の上に音を立てて置き直されるだけでした。何が悪かったのか分からず、「修正点を教えてください」と聞いても返事はなく、ため息だけなのです。
周囲の同僚も同じ状況を経験しており、「今日は機嫌が悪そうだから後回しにしよう」と顔色をうかがう空気が常に漂っていました。報告書は本来、業務を円滑に進めるためのものですが、無言で突き返されることで確認や相談が怖くなり、報告そのものを避ける人も出てきました。結果として小さなミスが共有されず、後で大きなトラブルに発展したこともあります。

重要なメールに返信しない

Sさん(39歳)
以前の職場で経験したのが、「重要なメールにだけ返信しない」タイプの不機嫌ハラスメントでした。業務の進行に関わる確認事項や期限のある相談メールを送っても、既読なのか未読なのかも分からないまま返事が来ないのです。催促すると、今度は対面で不機嫌そうに「忙しいから後にして」と一言だけ言われました。
こちらとしては判断材料がなく、勝手に進めると「なぜ確認しなかった」と責められ、待っていると「仕事が遅い」と評価を下げられます。次第にメールを送ること自体が怖くなっていきました。周囲も同じ状況を知っていたため、「あの人には今は送らない方がいい」「機嫌が直るまで待とう」と暗黙の了解が生まれ、業務はどんどん滞っていきました。

会議中無言で、最後に一言だけ否定

Cさん(32歳)
以前の職場で印象に残っているのが、「会議中は終始無言なのに、最後に一言だけ否定する」タイプの不機嫌ハラスメントです。会議では皆が意見を出し合い、方向性をすり合わせていくのですが、その上司は腕を組んだまま一切発言せず、表情も硬いまま。
ようやく議論がまとまり、「ではこの方針で進めましょう」と締めに入った瞬間、その人がぽつりと「それ、違うでしょ」とだけ言うのです。理由も代案もなく、それ以上は何も話さないため、場の空気は一気に凍りつきました。結局、全員が振り出しに戻り、「じゃあ何が正解なのか」を探る無言の時間が流れます。
次第にメンバーは「どうせ最後に否定される」と考え、発言を控えるようになりました。意見を出すほどリスクが高く、黙っていた方が安全だからです。

職場の不機嫌ハラスメントのリスク

職場で不機嫌ハラスメントが放置されると、まず影響を受けるのは被害者の心身です。常に顔色をうかがう状態が続き、不安や緊張が慢性化し、メンタルヘルス不調につながることがあります。さらに、周囲も萎縮して発言や挑戦を避けるようになり、職場全体の生産性は低下します。ギスギスした空気は人間関係を悪化させ、チームワークを崩します。結果として「この職場では働き続けられない」と感じる人が増え、離職につながるケースも少なくありません。

被害者のメンタル不調

職場における不機嫌ハラスメントで最も深刻な影響を受けるのが、被害者のメンタル面です。挨拶を無視される、ため息や舌打ちを向けられる、機嫌次第で態度が変わるといった状況が続くと、「自分が何か悪いことをしたのではないか」と必要以上に自責的になります。直接的な叱責がなくても、常に顔色を窺いながら働く状態は強い緊張を生み、不安やストレスが蓄積していきます。その結果、集中力の低下やミスの増加、睡眠障害や食欲不振などの不調が表れやすくなります。不機嫌という形で放たれる圧力は、静かに、しかし確実に被害者のメンタルを追い詰めていきます。

職場全体の生産性低下

職場で不機嫌ハラスメントが常態化すると、個人だけでなく職場全体の生産性にも大きな影響が及びます。誰かの不機嫌な態度が空気を支配している環境では、周囲は余計な緊張を強いられ、本来の業務に集中しにくくなります。
「今、このタイミングで話しかけていいのか」「指摘したら機嫌を損ねないか」と考える時間が増え、判断や行動が遅れがちになります。その結果、報告や相談が後回しになり、ミスの発見や修正が遅れるケースも少なくありません。また、意見を出すこと自体が避けられるようになり、会議では発言が減り、改善提案や新しいアイデアが生まれにくくなります。不機嫌ハラスメントは、職場の空気を重くするだけでなく業務効率や成果を静かに下げていく要因となります。

人間関係の悪化

職場で不機嫌ハラスメントが続くと、じわじわと人間関係が悪化していきます。不機嫌な態度や無言の圧力がある環境では、周囲は本音を言いづらくなり、必要最低限のやり取りしか行わなくなります。「余計なことは言わない方がいい」「関わらない方が楽だ」と距離を取る人が増え、自然な雑談や相談が減っていきます。その結果、誤解や行き違いが生まれやすくなり、小さな不満が積み重なっていきます。不機嫌な人を中心に職場の空気が分断され、助け合いや信頼を前提とした人間関係は崩れ職場全体がぎくしゃくした雰囲気に包まれてしまいます。

離職につながることも

職場で不機嫌ハラスメントが続くと、最終的に離職につながるケースも少なくありません。直接的な叱責や暴言がなくても、不機嫌な態度や無言の圧力が日常化すると、働く側は常に緊張を強いられます。「今日は機嫌が悪そうだ」「また何か言われるかもしれない」と気を遣い続けるうちに、仕事そのものよりも職場にいること自体が大きなストレスになります。特に、相談や報告がしづらい環境では、失敗を恐れて動けなくなり、自信を失っていきます。
そして、周囲に理解してもらえない、改善される見込みがないと感じた時に、「ここで頑張り続ける意味はあるのか」と考えるようになります。結果として、能力や経験のある人ほど早めに見切りをつけ、静かに職場を去っていくこともあります。

職場の不機嫌ハラスメントの対処法

職場での不機嫌ハラスメントには、感情論ではなく冷静な対処が欠かせません。まずは日時や状況を記録し、何が起きているかを客観的に整理します。その上で、事実ベースで本人に確認や指摘を行い、自覚を促すことが大切です。
背景に行為者本人の業務量過多や疲労が隠れている場合もあるため、環境面の見直しも必要です。また、状況把握の手段としてストレスチェックを活用するのも有効です。
 

ストレスチェッカーとは

「ストレスチェッカー」は、官公庁・上場企業・大学・医療機関などで利用されている国内最大級のストレスチェックツールです。
未受検者への自動リマインドや進捗確認、医師面接希望者の管理など、現場で必要な機能を標準搭載しているのはもちろん、2025年5月からは無料プランやWEB代行プランでも、体調不良や心理的負担による生産性低下「プレゼンティーイズム」の測定が可能です。
ストレスチェックは、これまで努力義務とされていた労働者数50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施が義務化されることとなりました。
ストレスチェックを活用すれば職場の緊張や心理的負担を可視化でき、不機嫌ハラスメントの兆候を早期に把握し、組織的な改善につなげることができます。
導入や運用の相談は、ぜひお気軽にお問合せください。


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記録をする

職場の不機嫌ハラスメントに対処するうえで、「記録をする」ことはとても重要です。不機嫌な態度や無視、威圧的な行動は、言葉として残りにくく、「気のせい」「受け取り方の問題」と片づけられがちです。しかし、日時・場所・相手・具体的な行動を淡々と記録しておくことで、出来事を客観的に整理できます。たとえば「〇月〇日、朝の挨拶に対して無言」「会議後、資料を無言で返された」など、感情を交えず事実だけを書き留めるのがポイントです。メモは手帳でも、スマホのメモ機能でも構いません。記録があれば、自分の認識が間違っていないと確認でき、精神的な支えにもなります。
また、上司や人事に相談する際も、具体例を示せるため話が伝わりやすくなります。

本人への事実確認と指摘

企業としては、「本人への事実確認と指摘」は避けて通れない選択肢の一つです。不機嫌な態度は無自覚に繰り返されていることも多く、周囲が黙って耐えているだけでは状況は改善しません。重要なのは、感情的に責めるのではなく、事実ベースで伝えることです。
たとえば「最近、挨拶をしても返事がない日が続いています」「会議後に資料を無言で返されたことがあり、少し困っています」と、具体的な行動と自分の受け止めを落ち着いて伝えます。「不機嫌だ」「態度が悪い」と決めつける表現は避け、「こういう出来事があった」という形にするのがポイントです。また、周囲に人がいない場や、タイミングを選ぶ配慮も必要です。注意点として、相手が逆上したり話をはぐらかしたりするケースも想定しておくことが大切です。一度で解決しなくても、「不機嫌な態度は問題として認識されている」と示すこと自体に意味があります。

本人に自覚を促す

不機嫌な態度は、本人に悪意がないまま習慣化しているケースも多く、「指摘されて初めて問題だと気づく」ことも少なくありません。そのため、まずは挨拶を無視された、ため息や舌打ちが繰り返された、といった具体的な事実を整理し主観や評価を混ぜずに伝えることが大切です。
伝え方としては、「最近、こういう場面が続いていて、周囲が少し萎縮しています」と、行動と影響をセットで説明すると受け止められやすくなります。
注意点は、人格否定や感情的な言い方を避けることです。「態度が悪い」「感じが悪い」といった表現は反発を招きやすいため、「こう見えている」「こう受け取られている」という客観的な伝え方を意識します。
自覚を促す目的は、責めることではなく、職場の空気を改善することにあります。冷静な事実共有と対話を重ねることで、改善のきっかけをつくることができます。

業務量過多等が原因なことも

職場の不機嫌ハラスメントへの対応では、「行為者本人の性格」と決めつけず、業務量過多や役割の不明確さなど、背景にある原因を探る視点が欠かせません。実際、不機嫌な態度が目立つ人の中には、慢性的な長時間労働や過度なプレッシャーを抱え、余裕を失っているケースもあります。
たとえば、複数の業務を同時に任され、常に締め切りに追われている上司が、部下の報告に対して無言やため息で返してしまう、といった場面です。この場合、本人を注意するだけでは根本的な解決にはなりません。業務の棚卸しを行い、仕事量を調整したり、優先順位を明確にしたりすることで、不機嫌な態度そのものが減ることもあります。また、「なぜ余裕がなくなっているのか」について、対話を通じて共有することで、本人も自分の状態を客観視しやすくなります。

ストレスチェックを活用する

職場の不機嫌ハラスメントへの対処として、ストレスチェックを活用することは、個人攻撃に陥らずに状況を改善するための有効な手段です。不機嫌な態度は性格の問題と思われがちですが、背景に強いストレスや負荷が隠れていることも少なくありません。ストレスチェックを通じて、特定の部署に高いストレス傾向が見られれば、問題を「個人の資質」ではなく「職場環境の課題」として捉え直すことができます。
実際、集団分析をもとに職場環境の改善策を勧めたことで、業務分担の見直しや上司へのサポート体制強化につながったケースもあります。また、本人にとっても「自分は余裕を失っていた」と気づくきっかけになり、態度を振り返る契機になります。感情的な指摘ではなく、データを軸に改善を進められる点が、ストレスチェックを活用する大きな効果です。
 

ストレスチェッカーとは

「ストレスチェッカー」は、官公庁・上場企業・大学・医療機関などで利用されている国内最大級のストレスチェックツールです。
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ストレスチェックは、これまで努力義務とされていた労働者数50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施が義務化されることとなりました。
職場の不機嫌ハラスメントは、景に強いストレスや業務負荷が潜んでいることも少なくありません。ストレスチェックを活用すれば、感情論ではなく客観的なデータとして職場の状態を把握できます。


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監修:精神科医・日本医師会認定産業医/近澤 徹

精神科医 近澤徹氏

【監修医師】
精神科医・日本医師会認定産業医
株式会社Medi Face代表取締役・近澤 徹

オンライン診療システム「Mente Clinic」を自社で開発し、うつ病・メンタル不調の回復に貢献。法人向けのサービスでは産業医として健康経営に携わる。医師・経営者として、主に「Z世代」のメンタルケア・人的資本セミナーや企業講演の依頼も多数実施。


> 近澤 徹 | Medi Face 医師起業家(Twitter)

    まとめ

    ストレスチェックは、従業員のストレス状態を把握し、メンタルヘルス不調を未然に防ぐことを目的とした制度です。現在は従業員50人以上の事業場で義務化されていますが、今後は50人未満の企業にも対象が拡大される予定です。

    職場の不機嫌ハラスメントは、本人の態度だけを注意しても根本解決しないことがあります。実際、ある職場では不機嫌な上司への苦情が続いていましたが、ストレスチェックの結果、業務量過多と睡眠不足が判明しました。配置や業務分担を見直したことで、職場の空気が改善した例もあります。感覚ではなく事実を共有できる点が重要です。
    ストレスチェッカーは、官公庁・上場企業・医療機関などで採用されている国内最大級のストレスチェックツールです。自動リマインド、面接指導者管理、進捗確認機能を標準搭載し、2025年5月からは無料プランでも「プレゼンティーイズム(生産性低下)」の測定に対応しております。
    導入方法や実施方法など、お気軽にお問合せください。

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